とらドラ・スピンオフ!〈3〉―俺の弁当を見てくれ

これが最後のとらドラ!

かなり今さらですがやっと読みました
とらドラの最後の一冊になるであろうスピンオフの第三巻

コミック、アニメ、ゲームとメディアミックスされたとらドラ

本筋の終わり方には自分は完全には納得できなかったし
ぶっちゃけ結構読みづらく感じるところも多々あったけど
なんだかんだ言って結構好きな作品になってました

この短編集を読んで思ったのは
自分は竹宮ゆゆこのギャグ系よりもシリアス系の方が好きだなってことですかね

もちろんギャグも嫌いでは無いしギャグパートあってのシリアスパートなんだろうけど
少年少女の子供のシリアスが一番好きですね

今巻で言うと「ラーメン食いたい透明人間」がツボでした

少年少女たちが自分でもままならない心を必死でどうにかしようとする
最大の敵は恋敵でも教師でも親でもなく自分の心

そんな話だったんじゃないかなって思います

4年間非常に楽しめました

ゆゆこ先生の次回作の発売も決定しているので次も楽しみです